ホルモンのお馴染みの部分をご紹介！【豚ホルモン】

豚ホルモンのお馴染みの部分をご紹介しようと思います。
牛と一緒の部分でも名称や歯ごたえが異なってくるため、くらべてみると面白いところです。

■コメカミ
あたまの部位に存在する柔らかい部位で「カシラ」の一種になります。
あぶら身があまりなく淡泊な味が特長で、あぶるともちもちした歯ごたえが特長的な珍しい部分だと言えます。

■ガツ
豚の胃袋のことで、淡白な味わいとコリコリとした食感が持ち味です。
臭みがなくあぶら身が多くないため、サッパリとされた味を堪能できます。
このような部分というのは肉質が固めのため、やわらかくボイルしてから、焼肉又は炒めものにする割合が高いそうです。

■トントロ
頬の方より肩の首部位の肉にあたります。
あぶら身がサシ状に入ったみずみずしい部分だと言えます。
豚を表す「pig」又は「pork」のイニシャルからPトロと言われることもあるでしょう。

■シロコロ
豚の大腸の部位で「シロコロホルモン」としても著名な部分だと言えます。
大腸というのはシロと言うのですが、焼きあげるとコロコロとした円柱状のカタチとなることによって、シロコロホルモンと言われる様になったと聞いています。
あまみがあるあぶら身と柔らかい歯ごたえが特殊的です。

■コブクロ
子宮の部位を指します。
一頭の中からごくごく僅かのみしか取ることができない滅多に無い箇所だと言えます。
コリコリとした噛みごたえと淡泊な味がポイントで、串焼きの中でも大人気です。

■テッポウ直腸の部位で、広げたカタチが鉄砲に似たことによって言われるようになったのです。
大腸の中においてもごく僅かのみしか手に入らず、独自の噛みごたえが大人気の部分で、焼いても煮込んだとしても美味しくいただくことができます。